知っておきたい喪主の役割と世話役について
2015-03-11
お葬式で良く耳にする「喪主」や「世話役」と言う言葉。 そこの喪主の役割と世話役についてご紹介したいと思います。
■喪主さまの役割
喪主さまは故人さまに代わって葬儀を主催し、弔問を受けることが役目です。
最近では、男女の別なく故人さまといちばん近い人が務めることが多くなっています。
喪主さまの主な役割は、会葬者の弔問を受けることです。雑用はあまりせず、故人さまのそばに付き添うようにしてください。
そのため、席を離れて挨拶にまわることは、あまり行いません。玄関まで見送るのは避けるのがしきたりとなっており、この際は失礼にはあたりません。
弔問には丁寧かつ簡潔に対応します。死んだ際の状況や死因に関しては、故人さまと親しかった人を除いてはこちらから説明することは控えます。
お悔やみの言葉などに丁重にあいさつをして、
「ありがとうございます。故人もさぞ喜んでいることと思います。」
などと、簡潔に礼を述べましょう。
■世話役について
葬儀を滞りなく進めるために、喪主さまあるいは親族に代わって裏方として通夜・葬儀の采配を取る世話役が必要になってきます。
世話役は、故人さまの友人や近所の人などにお願いします。地域によっては町内会や自治会などが請け負う習慣もあります。
ただ最近は、この世話役を立てずに通夜・葬儀を執り行う地域が増えてきています。
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